〜ゆふいん文化・記録映画祭『第10回松川賞』募集にあたって〜

「松川賞」は、今回の第10回をもって終了致します。
今回が最後の作品募集となります。みなさま奮ってご応募下さい。

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                  第20回ゆふいん文化・記録映画祭実行委員長
                                  清水 聡二

 「ゆふいん文化・記録映画祭」は、今年(2017年)20回目を迎えます。
これまで長年の間に素晴らしい文化映画、記録映画、そして監督や制作者を
はじめ多くの方々と出会ってきました。中でも、9年間にわたって
「ゆふいん文化・記録映画祭」を愛し、育ててくださった映像作家・
松川八洲雄監督との出会いは、私たちにとっての喜びであり、財産でもあります。
松川監督は亡くなられましたが、私たちはこの出会いを礎に、
「松川賞」を創設しました。

 繊細で、ダイナミックで、詩情に満ちた作品群を残して、
突然逝かれた松川八洲雄監督の「意思」を「未来」に繋げたい…。
 そこで「ゆふいん文化・記録映画祭」では、
「作り手の思い」がくっきりと見える、完成度の高い(或いは力強い)「映像記録」を
全国から募集します。

 特に今年は、世界中で量産され、使い捨てられ、マス・メディアや
ネット上に流され続けてゆく「映像」の洪水と対峙しながら、
新しい「記録映像の可能性」を切り拓いてゆきたい…。
その想いから、TV作品以外の映像作品を募集します。
制作環境の優劣に関らず、しっかりと作り手の「思い」や「意思」を表現している作品、
大切なメッセージを伝えながらも発表の場に恵まれない映像に、
その「発表と交流の場」を提供します。

 息の長い時間の中で「流されない魂」に辿り着きたいと願っております。
皆様のご応募、ご参加を九州・由布院盆地にてお待ちします。

 2017年睦月

「松川賞」第10回(2017)募集要綱

第10回「松川賞」応募方法


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