第7回「松川賞」入賞作品 |
応募受付 No.7-10 |
作品名:「宮戸復興の記録 2011〜2013」 みやとふっこうのきろく 構成・演出 飯塚俊男 撮影 重枝昭典 撮影協力 遠藤協 製作・著作 宮戸・野蒜地域の文化遺産の再生・活用検討実行委員会 制作 アムール 日本三景の一つ宮城県松島の中で最も大きな島、宮戸島。 島では国の重要無形民俗文化財に指定されている小正月の鳥追い行事「月浜のえんずのわり」が何百年と続けられてきていた。 2011年3月11日、島は東日本大震災に見舞われ甚大な被害を被り、集落は失われたが、お互いに声をかけ合って避難し一人の死者を出す事無く高台に避難した。その後、集団での避難所生活が始まり集落の暮らしは一変した。 映画は、文化庁の映像記録保存事業として記録撮影していた震災前の集落の様子や「えんずのわり」の記録から、震災後に集落がどのように復興していくのか、縄文時代の人々の知恵がいかに津波に対応していたかといった実証を加えながら、地域に密着した視点で丁寧に記録、取材した。 ![]() ![]() 応募受付 |
No.7-28
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作品名:「調律師とピアニスト」 ちょうりつしとぴあにすと 2014年/60分 監督・撮影・編集 上田謙太郎 調律師 上野泰永 ピアニスト 内藤晃 ピアノ調律師・上野泰永と、新進気鋭の若手ピアニスト・内藤晃。内藤の母校である東京外国語大学に、新しいホール「アゴラ・グローバル」が完成した。その開館に合わせ、新品のピアノ「YAMAHA S6B」が導入された。 新品のピアノが初めて調律され、演奏されるまでの2日間を見つめたドキュメンタリー。ホールに響く鍵盤を叩く音、美しくも複雑なピアノ内部、微妙で繊細な音を聞き分ける調律師の真剣な眼差し…。ナレーションを一切排して、淡々と撮り続けた映像の中にも、怪我を負った調律師とそれを心配するピアニストとの心の交流が優しく浮かびあがる。 ![]() ![]()
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